春がやって来て、色とりどりの春の花が咲いています。
はる が やってきて、いろとりどり の はる の はな が さいて います。
Spring has come and colorful spring flowers are in bloom.
今月のブログは 日本語の色についてです。
こんげつ の ぶろぐ は、にほんご の いろ に ついて です。
This month’s blog is about colors in Japanese.
日本語の色の名前には、独特の意味を持つものがあります。
にほんご の いろ の なまえ には、どくとく の いみ を もつ もの が あります。
Some of the names of colors in Japanese have unique meanings.
また、名前に「色」という言葉が入っているものが、たくさんあります。
また、なまえ に「いろ」と いう ことば が はいって いる もの が、たくさん あります。
Also, many of them have the word “iro” used in their names.
「iro」は、日本語で 「色」という意味です。
「iro」は、 にほんご で 「いろ」と いう いみ です。
“iro” means ”color” in Japanese.
例えば、日本語で、「pink」は「桃色」、「gray」は「灰色」です。
たとえば、にほんご で、「pink」は「ももいろ」、「gray」は「はいいろ」です。
For example, ”pink” is “momoiro” and ”gray” is “haiiro” in Japanese.
「momo」は「桃」、「hai」は「灰」の意味で、「桃色」は、桃の色、「灰色」は、灰の色という意味です。
「momo」は「もも」、「hai」は「はい」の いみ で、「ももいろ」は、もも の いろ、「はいいろ」は、はい の いろ と いう いみ です。
”momo” means peaches, “hai” means ash, “momoiro” means the color of peaches and “haiiro” means the color of ash.
灰色は、「ねずみ色」とも呼ばれます。
はいいろ は、「ねずみいろ」と も よばれます。
Gray also can be called “nezumiiro”.
「nezumi」は、「ねずみ」という意味で、ねずみの色という意味です。
「nezumi」は、「ねずみ」と いう いみ で、ねずみ の いろ と いう いみ です。
“nezumi” means ”mice'' and it means the color of mice.
「桃色」、「灰色」、「ねずみ色」といった言葉は名詞で、 色のついた物を描写する時には、色の名前の後に「の」を付けます。
「ももいろ」、「はいいろ」、「ねずみいろ」と いった ことば はめいし で、いろ の ついた もの を び
ょうしゃ する とき に は、いろ の なまえ の あと に 「の」を つけます。
The words such as “momoiro“, “haiiro”and “nezumiiro” are nouns and you add a “の (no)” after the color name to describe colored things.
例えば、「桃色の菓子」、「ねずみ色のセーター」といったように語句を作ります。
たとえば、「ももいろ の かし」、「ねずみいろ の せえたあ」 と いった ように ごく を つくります。
For example, you make phrases like “momoiro no kashi (pink sweets)” and “nezumiiro no seetaa (gray sweater)”.
一方、「青い」、「赤い」、「黒い」、「白い」といった言葉は形容詞です。
いっぽう、「あおい」、「あかい」、「くろい」、「しろい」と いった ことば は けいようし です。
Whereas, the words such as “aoi (blue)”, “akai (red)”, “kuroi (black)” and “shiroi (white)” are adjectives.
これらの形容詞は、直接、物の名前の前に付けます。
これら の けいようし は、 ちょくせつ、もの の なまえ の まえ に つけます。
you directly add these adjectives to the name of the things.
例えば、「青い車」、「白い紙」といったように語句を作ります。
たとえば、「あおい くるま」、「しろい かみ」 と いった ように ごく を つくります。
For example, you make phrases like “aoi kuruma (blue car)” and “shiroi kami (white paper)”.
色の認識は、文化によって違います。
いろ の にんしき は、ぶんか に よって ちがいます。
The perception of colors differs by culture.
例えば、「彼は、まだまだ青い。」という言い方があります。
たとえば、「かれ は、まだ まだ あおい。」と いう いいかた が あります。
For example, we have an expression ”He is still blue.”
これは、「彼はまだ未熟だ。」という意味で、英語では「blue」の代わりに、「green」が使われます。
これ は、「かれ は まだ みじゅく だ。」と いう いみ で、えいご では、「blue」の かわり に、「green」が つかわれます。
This means “he is still inexperienced.” and “green” is used instead of “blue” in English.
また、水色は、日本語で「mizuiro」と言い、「mizu」は、水の意味です。
また、みずいろ は、にほんご で 「mizuiro」と いい、「mizu」は、みず の いみ です。
Also, light blue is called “mizuiro” in Japanese and ”mizu” means water.
水色を水と結び付けているのです。
みずいろ を みず と むすびつけて いる の です。
This means we associate light blue with water.
紫色は、「murasakiiro」と呼ばれています。
むらさきいろ は、「murasakiiro」と よばれて います。
Purple is called “murasakiiro”.
紫という言葉は、紫色の染料を作る時に使われるムラサキという植物から来ています。
むらさき という ことば は、むらさきいろ の せんりょう を つくる とき に つかわれる むらさき と いう しょくぶつ から きています。
The word “murasaki” comes from a plant called murasaki that was used to make a purple dye.
昔は、紫色は特別な色で、高貴な人しか使えない特別な色だったと言われています。
むかし は、 むらさきいろ は とくべつな いろ で、こうきな ひと しか つかえない とくべつな いろ だった と いわれて います。
It is said that in old times murasaki was a special color that was only used by the noble people.
日本語の色の背景を学ぶのは、面白いですね。
にほんご の いろ の はいけい を まなぶ の は、おもしろい です ね。
It
is interesting to learn the story behind Japanese colors, isn’t it?
https://www.thisjls.com